中里介山 大菩薩峠

中里介山(1885~1944)4月4日、この日農家に生まれた文学者。電話交換手、教員、記者をしながら、長編小説『大菩薩峠』を自ら印刷して出版、広く国民に愛読された。(岩波新書・「一日一言」-人類の知恵ー桑原武夫編)

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 何かわれわれに窮屈を感ぜしめるものは、偉大なものじゃありません。・・・・・・感激というものは、その偉大なものが、ある隙間からほとばしった時に、はじめてわれわれに伝わるので、偉大そのもの方kらいえば、むしろ破綻に過ぎないと思います。たとえばです、この平々凡々たる大海のある部分に波が立つとか、巌に砕けるとかした時に、人は壮快を感じたり、恐怖を感じたりして、はじめて威力に感激するのですが、こうして無事に相接している時は、いま君のいったように、海が全く他人ではないのです。・・・・・・平々淡々たる親しみを感ずるところに、海の本色と、その偉大さがあるといってもいい。(大菩薩峠

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