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zoom RSS 「今語り継がないと」 高倉健さん

<<   作成日時 : 2012/04/05 06:21   >>

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片道だけの燃料の飛行機で敵艦に突っ込む特別攻撃隊(特攻)は、敗戦間近の日本軍国主義の無謀な戦略でした。犠牲者の多くは青年たち。今度の映画化の出発は、「今、語り継がないと忘れ去られてしまうようなことも映画なら残していける」という高倉健さんの思いでした。

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  映画「ホタル」ー降旗康男監督に聞く
 
 「健さんから、映画にと話がでて、プロデューサーたちがともかく知覧の特攻平和会館に行こうと。そこに、僕が十歳のころ、郷里(長野県)の家の隣にあった旅館に宿泊していた四人の兵隊さんの写真がありました。55年ぶりに出会ってしまった、と言いましょうか。そろそろこちらも映画をつくるのが打ち上げ近くになってきたし、天から与えられたしごとかな、因縁かなという気もして、やらなきゃいけないのかな、と」

 当時、降旗少年に兵士たちは、『戦争はもう負けだ。少年飛行兵なぞ志願したら許さん。外交官や科学者になって国を再興しろ』と説いたといいます。映画「ホタル」は、日本兵として死んでいった朝鮮人の特攻兵士に大きな光を当てています。
 
 「健さんが出るのならやっぱり主人公にして、生き残った人の話にしよう、となりました。55年前の事実を描くよりも、今生きている人が、その55年をどう考え受けとめ、行動するのかということを描かなくちゃいけない。特攻で亡くなった人、あるいは戦争で死んでいった人の無念さを描くには、どうしてもその当時、植民地支配されていた朝鮮人の無念さのなかに、戦争でしんでいく無念さが、一番普遍的に表れるんじゃないか、と感じたんですね」
 
 映画は、日本の侵略戦争の概略が、多民族の青年の命をも強制的に奪った残酷さを考えさせます。
 
 「死んでしまった一人の心、生き残った一人の心が問題なんですね。特攻平和会館に行って、死んでいったのは一人ひとりなんだということが本当に感じられました。映画に会館の兵士の写真が出てくるところがありますが、本当は、全員を映したかったんです」

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 『何のため、だれのために死ぬのか』という朝鮮出身特攻兵の苦悶、特攻兵から「母」と慕われた知覧の食堂の女主人の自省の言葉、今日特攻を描く事への鋭い示唆を感じさせられます。 (しんぶん「赤旗」−2001年5月)

   降旗康男 ふるはた・やすお
 
 1934年生まれ。57年、東大仏文科卒業。「鉄道員」「ぽっぽや」に続く、「ホタル」が高倉 健のコンビ第18作。

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