田中正造 百回忌

田中正造(1841~1913)9月4日、この日死す。栃木県の人。自由民権運動に活動し、第一回の代議士当選後、足尾鉱山の鉱毒により荒廃した渡良瀬川沿岸救済に一生を捧げた。(岩波新書・「一日一言」-人類の知恵ー桑原武夫編)

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   <今日の病気の数々>
◆文章が悪いと見ない
◆貧乏人の願出は見ない
◆無勢力の意見はきかぬ
◆正直な忠告は耳にせぬ
◆主義より出る目的は嫌う
◆国家も社会も目になくなる
◆都合と私利と虚栄の脳充血
◆下より申出る諂諛侫言(へつらい)は、欺かれながらも面白く、もっとも千万に聞こえる
 其他、病者百出は今日政治上の病気なり。薬では駄目。法律では駄目。ただ一つ精神療法あるのみ。


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 没後、明年で100年になる田中正造の言葉に次のようなものがある。「真の文明は 山を荒らさず 川を荒らさず 村をやぶらず 人を殺さざるべし」。彼が存命で昨年の3.11大震災の跡を望見したら、恐らく同じような言葉を発したに違いない。それは天災、人災を越えて「文明災」とでもいうべきものかも知れない。人類のこれまでの自然に対する無定見な行為への厳しい警告と受けとめたい。

 なお、地元栃木県佐野市金井上町の惣宗寺で4日午前11時から百回忌が営まれる。

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