
●及川 肇中尉 盛岡高工 岩手県出身、昭和20年4月6日南西諸島にて戦死 23歳 搭乗機零戦
●遠山善雄中尉 米沢高工 山形県出身 昭和20年4月6日 〃 23歳 〃
●福知 貴中尉 東京薬専 島根県出身 昭和20年4月11日南西諸島にて戦死 23歳 〃
●伊熊二郎中尉 日本大学 静岡県出身 昭和20年4月11日 〃 〃
【川柳百首】 http://38300902.at.webry.info/201004/article_3.html

「川柳辞典」には「川柳とは季節や切れ字などの制約はなく、口語を用い、滑稽、風刺、機知などを特色とした17文字の短詩」とあるが、ここに紹介した神風特別攻撃隊で戦死した若者4人の川柳は、「あてこすり」や「こっけい」を超えている。自らの宿命(さだめ)の理不尽さを内に秘めつつも淡々として書き連ね、むしろ虚空に向かってレジストしているように思われ、読む者をして一層の哀感を誘い、今に怒りを伝える。(永井至正)
●特攻へ新聞記者の美辞麗句
●特攻隊神よ神よとおだてられ
●特攻のまずい辞世を記者はほめ
●アメリカと戦ふ奴がジャズを聞き
●神様と思へばおかし此の寝顔
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