
政務調査費の使い方をめぐる議員の金銭感覚はどこも同じなの? 3月21日の江東の総会で品川と江戸川オンブズマンの報告を聞いて愕然としました。以下、その内容のいくつかを紹介します。(正木殻)

佐藤静雄代表
(品川オンブズマンの会)
佐藤静雄代表は、1997年、区議の海外視察のムダ遣い追及からオンブズマンの会を結成したことに触れ、これまで自民党の飲み食い、公明党の旅行三昧などを取り上げ、約6500万円を区に返還させたこと、区議会は平成18年、政務調査費の項目から「飲食費」を削除したことなどを報告しました。
また、昨年4~6月の政務調査費の内、自民党のタクシー利用が585回に上ることや、各党・会派に公開質問状を出すなどの活動が報告されました。

深谷静雄代表幹事
(江戸川区民オンブズマン)
深谷静雄代表幹事は、地域新聞「かわら版」を示しながら、国道補助144号線の拡幅問題、「スーパー堤防取り消し訴訟」の支援などを報告しました。
区議会の政務調査費ではパスモなど不可解な利用を追及。また、ガソリン代を取り上げ、上限15000円を1万円に下げさせるなどの成果も。さらには、学校建替え時のムダのチエック、海外視察の実態などにも触れ多彩な取り組みがうかがえました。
結成以来6年の同オンブズマンは、ニュースも40号を数え、これらの活動が注目されているといいます。
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