日露戦争㊦ 厭戦歌 「戦友」-1-

たしか、2008年の8月だったか、歌手の佐藤真子さんが「平和への想い」コンサートで日露戦争中に作られた「戦友」をうたった。その選曲の大胆さに来場者は、どのような展開になるのか固唾をのんだ。しかも14番まで歌い上げる響きに圧倒されるとともにその悲しさと寂ししさに引き込まれていった。

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  ここはお国を何百里 離れて遠き満洲の
  赤い夕陽に照らされて 友は野末の石の下

    
      戦争の無残さ、胸にせまる
 
 1940(昭和15)年生まれの私にとって、戦争といえば太平洋戦争。佐藤真子さんのコンサート、「平和への思い」のなかで歌った「戦友」h明治38年の曲という話で、1番から14番まで聴いたのは初めてです。目を閉じて聞いているとまるで映画の場面が移り変わっていくようで、戦争の無残さが惻々(そくそく)と胸に迫ってきました。
 「戦争を知らない」世代の真子さんから、戦争を許してはいけないという気持ちをもらいました。ありがとうございました。(当日、来場者の感想から)


【注】かつて、この歌は、アイ・ジョージや森繁久弥がうたい、男性が歌う低音の歌唱に聞いたものはしばし絶句した。遠い昔の日露のたたかい、あの満洲の大地に倒れた兵士たちの「厭戦の情」に私が「満州っ子」であるだけに思いをはせたものだ。
 が、女性の歌手の歌う調べは、きらめきのの中にしみいるよな一味も二味も違う絶品になっている。「鎮魂・厭戦の歌」に昇華している。

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