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zoom RSS 満洲・公主嶺同窓会誌 第8章 エピーソード −1−

<<   作成日時 : 2016/02/09 05:44   >>

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満洲・公主嶺小同窓会誌のエピソードのシリーズ3。今回は同誌、第八章「支那事変・ノモンハン事件」(昭和11〜15年)の中から順次紹介する。全68編という膨大な思いを注釈付きで展開しよう。

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    月ケ浦の海浜聚楽で
          西山 健(30回生)


 五年生の夏休みのことだから、昭和11年の8月だろう。毎年、恒例のように実施されていたかそうかはよくわからないのだが、現在の旅大市の月ケ浦海水浴場で、満州各地から学童が参加する海浜聚落(しゅうらく)があった。参加した学童は数百人の規模であったと思う。公主嶺からはだれが参加したのだろう。
 私も、母が苦しい家計を遣り繰りして参加させてくれた。月ケ浦の砂浜は、広大で美しくすばらしいところだった。海浜聚落は鬱蒼(うっそう)とした松林の中に数棟の長屋があり、学校単位で入室した。楽しいはずの就寝前のことは何も覚えていない。疲れで余力がなかったのだろう。


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 聚落での食事も大変おいしく、本当に楽しい数日間だった。日程も終わりに近いころ、千メートルの遠泳が行われた。合格すると、白い海水帽に黒い線を一本、二本と入れてくれるので、それが欲しくて無理して挑戦したが、結果は駄目だった。また、各小学校から何人かの選手が出て、相撲大会があった。このときは確か3位に入賞したようだ。海を見ながら過ごしたこの数日間を今も思い出す。無理だろうが今一度あの場所に行ってみたい。
】海浜聚落:満洲の短い夏に体を鍛え、長い冬に備えさせようと、満鉄は明治43年夏、沿線小学校5年生以上の全員の参加する聯合水泳会を開催した。・・・大正7年から昭和8年までは星ケ浦に、昭和9年からは旅大線 夏家河子(かかかし)の月ケ浦に移った(記念誌124頁)。なお、上掲写真は星ケ浦海水浴場)

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満洲・公主嶺同窓会誌 第8章 エピーソード −1− 満州っ子 平和をうたう/BIGLOBEウェブリブログ
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