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zoom RSS 満洲・公主嶺小同窓会誌 第8章 エピソード −33−

<<   作成日時 : 2016/03/22 07:06   >>

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航研機が無着陸長時間飛行の世界記録を樹立したのは昭和13年5月のことであった。前年には神風号が東京ーロンドンの間の飛行時間で記録を樹立したこともあって、航空日本の誇りが私達少年の胸にも急激に高まっていた。(記念誌354頁)

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    航研機の模型づくり
        山田 昭(32回生)


 公主嶺の飛行隊にも九三式重爆撃機が配備され、少年倶楽部などの写真でしか知らなかった飛行機の実物を見学して、あの特徴のある機首の銃座の形に胸躍らされたものだった。
 私達の間では飛行機の絵を描くことがはやっていたが、学校でも工作の課題に模型づくりが採り上げられた。皆それぞれに好きな飛行機や舟を選び、図面を書き木を削って模型づくりに熱中した。私は航研機の大きく広がった主翼と、細くスマートな胴体の完成された美しさに見せられて、航研機の模型をつくることにした。

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 しかし絵を描くのと模型を作るのとでは大違いで、主翼を削り出すだけで何時間もかかった。翼の戦端までムラのないように次第に薄く削ることと、胴体に取り付ける角度には手を焼いて、夜中まで泣き泣き組み立てたことは覚えているが、果たして完成できたかどうかは覚えていない。
】■航研機(写真)
 「航空研究試作長距離機」の略。1937年(昭和12年)完成。昭和13年5月、木更津ー銚子ー太田ー平塚ー木更津の周回コースを29回飛行、10.651キロの世界記録を樹立した。  

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