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zoom RSS 満洲・公主嶺小同窓会誌 第8章 エピソード −68−

<<   作成日時 : 2016/05/22 06:09   >>

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九月下旬に柳の葉が散り尽くしたかと思うと、10月10日ごろには必ずといってようほど小雪がばらついて、ながい冬の到来を告げる。(記念誌373頁上段)

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   スケート場造り(1)
       石川利一郎(教職員)

 
 そのころから体育の時間には、児童は手に手にスコップ移植鏝(ごて)をもって運動場の周囲に土手を築きスケート場造りの準備を始める。土に若干の湿り気のあるうちに掘り起こし、踏み固めながら築堤をしないと、崩れたり割れ目ができて漏水するからである。児童たちはスケートの楽しい夢をえがきながら、二人手をつないで「一、二、一、二」と踏み固め作業にも力がはいり、10月中には周囲250メートルの長楕円形の外堤が出来上がる。
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 やがて11月にはいると、徐々に地表が凍りはじめ、15日ごろから凍結で割れ目が見え始める。この時期を見定めて注水を始める。この時期を見誤ると、氷を張らせるにに無駄な時日がかかる。早すぎても遅すぎても、地底深く水が吸い困れて氷が張りにくくなるからである。
 注水を始めるのに丁度よいころ合は、11月18日の学芸会の晩が目安となっていた。夕方の気温が冷下13度以下になることが条件だった。

】石川先生は栃木師範卒。昭和16年から19年春まで37回生女子組の担任であった。

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