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zoom RSS 戦後71年 「平和の俳句」 −23−

<<   作成日時 : 2016/06/05 06:01   >>

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6月に入っての第1週の「平和の俳句」。東京新聞は、今月から加わったゲスト選者の女優・中江有里さん(42)がレギュラー選者の金子兜太(96)、いとうせいこうさん(55)との選考会でのやりとりなどを6月1日づけ「社会面」に掲載している。記事は矢島智子記者。

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   「想像させる句にときめいて」

 6月1日掲載の<元気かのひとこと母はいつも母>(作者は名古屋市の位田仁美さん)は、中江さんひとりが押した。金子さんといとうさんだけなら、選ばれなかったことになる。中江さんは、自らの嗅覚を頼り「どこが平和なの? と想像させる句にときめいて」選んだという。
 読書家として知られる中江さんは、小説や脚本の執筆などを手がける。だが、俳句の経験は豊富でない。「昨年夏の特集で『平和の俳句』を詠んで、あらためてその難しさを痛感しました。だから選考会でも、選ぶより落とすことがつらくて・・・」と投稿者に思いをはせる。
 選評は文字数の制約に苦しんだが、書くこと自体は楽しかったという。「私の解釈は作者の思うところと違うかもしれませんが、その自由が俳句の素晴らしさ。こんな私でよければ選考会にはいつでも参上します」と、再登板に意欲を見せた。


平和はね今自分がいることだよ 具志堅ヤスリ(15) 津市 2016・5・29

】<金子兜太>うろうろしないで、われここにありと胸を張る。これが平和。 <いとうせいこう>続く人の命を指すか、あるいはこの「今」を示すか、大きな一句だ。

風船は平和の形かも知れぬ 田中和貴(16) 東京都府中市 2016・5・30

】<いとうせいこう>16歳が喝破した平和の形。中に空気だけが入っていて自らの力でふくらむ。そして風に浮く。かもしれない、ね。

わたしたち平和のじだい作ろうよ 石川まなか(9) 浜松市東区 2016・5・31

】<金子兜太>小学生でも、今が「平和のじだい」ではないと心配しているのだ。だから「作ろう」とは頼もしい
限り、たしかに平和は作るもの。

元気かのひとこと母はいつも母 位田仁美(64) 名古屋市中川区 2016・6・1

】<中江有里>そう聞くのは、いつもと声の調子が違うから。離れていても、いつも心を配ってくれている人がいるって本当にあいがたいことです。

桜花散ることだけが褒められた 狩野美智子(86) 東京都杉並区 2016・6・2

【注】<金子兜太>戦死だけが妙に称賛されるのが戦争。桜花は満開こそ見事のはず。<中江有理>桜の花びあは散ると消えてしまう。でも人を消すことはできない。

道ばたの花を散らさず守る人 古町桜子(12) 愛知県知立市 2016・6・3

【評】<いとうせいこう>平和の心を素直に、しかし確実にうたった句。花を蹴散らかすどころか、目に入らないのでは気持ちが命へと向かわない。

春の雲自由欲しがる母卆寿 小池道子(68) 千葉県浦安市 2016・6・4

】<金子兜太>青春を戦争でダメにした母。いまやっと得た自由は、離しません。 <いとうせいこう>子供の世話、親の介護が終わったおが80代だという。自由であってほしい。

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