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zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第7章 エピソード −34−

<<   作成日時 : 2016/07/30 05:14   >>

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公主嶺にはこれといった川がなかったが、町の北西に「朝鮮ダム」と呼ぶ釣り場があった。川の名も知らないし、ダムがどこにあったのか確かめたこともなかったが、朝鮮ダムといっていたことだけは覚えている。(記念誌284頁下段)

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     朝鮮ダムでの鮒釣り
         天笠文弥(29回生)

 
 朝露の中、雉(きじ)の声を耳にしながら父の後についてペダルを踏んで行ったものである。軍の飛行場用地を横断し、中国人部落を通り抜け、自転車で1時間余も走ったところであった。軍用地内には監視塔があったが、歩哨がいなかったのか、とがめられたことは一度もなかった。
 川はゆるやかに、ゆったりと流れ、水は黄褐色に濁り、二、三間の竿が短くみえた。両岸には楊柳が自生していて、よい釣り場になっていた。仕掛けは太い糸に大きな針、白酒(パイチュウ)でこねた練り餌、すべてが大陸的であった竿を振ってしばらくすると、浮きがスーと引き込まれたまま出てこない。大きな当たりで、30センチ余の幅広い鮒が数多く釣れたものである。
 釣りの道具は鮫島通りの化粧品屋で売っていたと思うが、屋号は思い出せない。

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】中国語訳文。なお、鮫島通りの化粧品店はたしか「田中化粧品店」でなかったか。

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