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zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第7章 エピソード −35−

<<   作成日時 : 2016/08/02 06:36   >>

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連絡船で大連に下船し、新京行きの列車に乗り込んだとき、中国人の発するニンニクの匂いと、未知のところへ行く不安とで、やや気勢をそがれた形。公主嶺へ下車したとき、全部の先生方の出迎えをうけてほっとしました。(記念誌285頁上段)

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   初めての女子組み担任
         松本家喜(教職員)

 
 やや心にゆとりができたとき、町があまりにも閑散で、而も駅の前の教会のような建物が学校だと聞かされたときは、ちょっとさびしい気持ちになりました。
 受け持ったのが28名の5年女子(28回生)でした。内地の2年間は、一学級60名あまりの高等科の男子ばかりを担任していたので、女の子はちょっと苦手だと思いましたが、日がたつにつれ、父兄の熱心さと生徒の素直さに引きつけられ、また土地の静寂さにもなれ、よいところへ赴任したと思うようになりました。生徒への可愛さも増して、一生懸命がんばりました。

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 自分の担任の生徒の悪口など聞くと、すぐその先生にくってかかったりして、今から考えると穴があったら入りたいくらいの気持ちです。教え子を可愛いと思う心は、どの先生にも負けないぞと自負していました。(「34回生会誌」から抜粋)

】松本家喜先生(1911〜1974)年 
 石川県宇野気町生まれ。昭和7年石川師範卒業後、地元金沢市の小学校を経て9年満洲公主嶺尋常高等小学校へ赴任、以後9年間同小学校に在職した。戦後は昭和21年に帰国、舞鶴に上陸した。小肥りのがっちりした明るさ一杯の名物先生だったという。

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