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zoom RSS 公主嶺同窓会誌 第1章 エピソード −6−

<<   作成日時 : 2016/09/05 05:32   >>

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 公主嶺の「ロス建て」については資料が乏しく、やっと明治建築研究会の柴田正己先生(堺市立工業学校)から、以下のご教授をうけた。(記念誌26頁下段)
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   いまに残るロス建て
        浅野兼迪(40回生)


 堀町にいまも残る幼稚園や軍経理部だった建物には、道路に面した切り妻(屋根の端)の部分に十字架を模様化したスティック・スタイルの装飾がついている。ギリシア正教の教会建築の影響であろう。また、この部分にはレンガを階段状に浮き出させたロシア・レリーフの意匠がみられ、建物の四隅にみられるコーナー・ストーンをかたどった凸凹とともに、ロス建ての特徴となっている。
 レンガは標準規格の21×10センチよりやや大きい23×11であるが、厚さは標準の6センチより薄い5・5センチである。積み方は一段のなかに長い面と短い面を交互に繰り返すフランス積みがみられる。

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 イギリス積みより構造的には弱いといわれるが、地震の少ない中国東北部では、いまも旧小学校講堂や幼稚園にフランス積みは健在である。色は焼き上げて水中で急速冷却すると青みを帯びるグレーになり、ゆっくり冷やすと赤レンガになる。ロス建てにグレーが多いのは、建設を急いだためであろうか。
】上 フランス積み仕組み 下 中国語訳文
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