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zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第5章 エピソード −3−

<<   作成日時 : 2017/01/08 05:49   >>

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 公主嶺で住んでいた官舎は小学校正門前の通りを南西へ2,3分行った右側にあった。父の井田竹蔵が公主嶺警察支署の翻訳県高等科として勤務していたので、職業柄、中国の人の来訪もあり、「チンテンシャン ユウ?」(井田さんいますか)と私には聞こえたが、その声の調子が耳に残ってる。(記念誌176頁上段)
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   「チンテンシャン?」
      島 綾野(旧姓井田・17回生)

 
 煉瓦造りの建物の中心部にはペチカがしつらえてあったが、それは使わず、専らダルマストーブで暖を取り、凍ったミカンを焼いて食べたり、お正月の黒豆もその上で出来た。窓は勿論すべて二重窓で、冬には目張りをし、窓ガラスの一面だけを開閉して換気をしていた。
 家の奥には大きなヤナギの木が4本並んでいて、春には柳絮が舞い、真っ白に散り敷いた。その先が畑で、ある年、父が農事試験場からトマトの苗をもらってきて詩作したところ、実に見事な真っ赤な大きな実がなって驚いた。初めは砂糖をかけて食べたように思う。それが試験場によって公主嶺にトマトの栽培された最初の年なのだろう。私が4、5年生のころで、大正11,2年ごろだったろうか。次の年は連作のためか、あまり出来はよくなかった

】中国語訳文
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