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zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第4章 エピソード −1−

<<   作成日時 : 2017/02/03 06:24   >>

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 私は大正6年、4年生のとき、撫順小学校から公主嶺に転校して来た。一番珍しかったのが、授業開始、修了、食事などがラッパの合図だったことだ。(記念誌137頁上段)
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   僕は学校のラッパ手
          伴野満寿美(13回生)

 
 そのころのラッパ手は上級生の高見誠一さん(10回生)だった。その前は曽根秀雄さん(8回生)だったという。高見さんとは社宅も近かったから、帰宅後も時々吹いているのを見ていた。「僕も欲しい。吹いてみたい」。父に話してみたら早速、鉄嶺から買って来てくれた。
 そのころ社宅が菊地町の一番北の端だったので、裏に出ると真っすぐコーセン山を通して敷島台まで遮るものは何もない。騎兵隊の新兵のラッパ練習も手にとるように聞こえる。僕はそれに合わせて、起床、食事、消灯、気を付け、前へ進め、駆け足、突撃、撃ち方止め、分列行進、集合、君が代など、片っ端から覚えてしまった。
 高見さんが大連工業学校に進学されたのち、尾木先生からすすめられて、僕がラッパを吹くことになった。シーンと静まり返った廊下で、「授業終わり」の第一声わ吹いたとき、ビーンと響き渡るその音は、んんともいえないいい気分だった。

】中国語訳文
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