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zoom RSS 満洲公主嶺 敗戦から引き揚げ迄の記録 小松光治 S

<<   作成日時 : 2017/06/24 05:47   >>

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 満洲公主嶺日本人会の設立及び華日僑連絡所の記録(敗戦から引揚まで)−公主嶺会 会長 小松光治(昭和21年8月22日 記)

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30、佐世保上陸より各員帰国まで 
 吾々(第2団の内)の乗船は「リバーティ」QO87号にして8月2日15時胡蘆島出発(胡蘆島に於いて携帯品の検査を受け「DDT]の散布後各員老若男女約30瓩の荷物を背負い三百米の短距離ながら酷熱下船内に辿り着くまでは流汗淋漓甚だしき労苦を感じたり)8月6日佐世保港着は午前10時なり、黎明より気性初めて母国の山水に接す、嗚呼国敗れて山河あり、悲喜交錯す、一日二食、玄米食、一人一日400瓦にて満腹す、飲料水は豊富なりしも洗面、洗濯は海水なり、7日各員検便せしが幸いに保菌者は無かりしを以て9日上陸初めて母国の土を踏む。此処にて又「コレラ」と「チブス」の注射及びDDTの散布を受け一粁半山腹を徒歩、小艇に搭し佐世保収容所に入る「引揚の皆さんご苦労さまでした」のふと文字のポスター各屋壁に貼られあり手荷物一切の検査を受け初めて宿舎に入る、元海兵団の営舎と見え木造板の間なるも頗る清潔、蝿、蚊はなし、一日三食(朝昼は雑炊、晩は飯に煮付け待遇甚だ懇切男女各別50人を容せる浴場あり7月22日以来の垢を流す(北大営には中国人の浴場ありたるも一人20円、余り利用せざりき)此の収容所滞在中、諸種の衣料配給(無償)を受け感激す、最後に一人煙草20本、焼酎5勺宛を給せられ母国の温情をしみじみ感じたり。8月11日、12日に分かれ九州行き、品川行き、大阪行きと随時宿営を出発各員の郷里に向う、各員の胸裏に漂うものは各自今後の生活難よりも母国の生活難否、祖国の復興にあるのみ。
】タイトル写真 胡蘆島で米駆逐艦に乗船するために列をなす引揚者
小松メモ・アドレスhttp://38300902.at.webry.info/theme/489e1960d0.html 

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