
政権は「手負いの獣」
上智大学の中野晃一教授が「安倍政権を阻止するために~私たちは何をなすべきか」と題して講演。会場いっぱいの約250人が参加しました。
中野氏は「安倍政権は終に近づいている」としながらも、「手負いの獣」のように追い詰められ、ますます危険な政治をつくりだしていると指摘しました。
安保法制をめぐり、SEALDEs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)や総がかり行動などがつくりだした「新しい市民運動」が、その後の野党共闘を後押ししたと強調。安倍政権が狙う改憲を阻止するには「立憲主義を守ることを目的とした共通軸で、野党共闘が必須である」「改憲の機運を安倍政権と一緒にほうむり去ろう」と話しました。
劇団民芸の前田真理衣さんは、吉原公一郎原作の「野火燃ゆる=ひめゆりの少女」を朗読し、当時の沖縄戦で国際法上禁止されていたガス弾が使用されていた事を語りました。
この記事へのコメント