
丸山氏たち3人のおかげ
敗戦後、棄民されていた満洲の日本人の引き揚げを、実現に導いて下さった丸山氏たち3人の方々に、心より御礼申し上げます、数々の困難、ご苦労の中、満洲を脱出し、帰国後はマッカーサー元帥に直訴し、政府を動かし、私たちを祖国に引き揚げさせる道筋を立てて下さり、誠に有難うございました。渡満40年の祖父は、中央軍と八路軍の内戦のドサクサの中、1946(昭和21)年3月28日に銃殺され、満洲の土となりました。父は昭和20年7月26日に応召され、シベリア抑留のあと復員。兄妹8人、いとこ3人、祖母、叔母たちの家族の女、子ども合計18人が、だれ一人欠けることなく、引き揚げることができたのは、丸山氏たち3人のおかげと、感謝申し上げます。(木村晃子)
【注】木村晃子さん(旧姓 高取) 82歳
公主嶺生まれ。1946(昭和21)年7月22日に公主嶺を出発し、24日錦州に着く。31日コロ島から乗船し、博多港に入港、8月7日に上陸。9日に本籍地の岡山に到着する。
【追記】この頁を見て木村晃子さんから土屋洸子さんにメール。
「『満洲っ子 平和をうたう』で私の原稿や則次美弥子さんの分をみました。私の文章を印刷して、娘たちにに読んでもらいました。パソコンで続きを見るように言っています」
この記事へのコメント