笑いはこの世で一番大切 赤塚不二夫

 漫画家・赤塚不二夫が私と同じ満州からの引き揚げ者だとは知っていたが、今年は没後10年になるとは月日のたつのは早い。今夏、東京・青梅市の記念館が子どもたちでにぎわってることが昨日の「しんぶん『赤旗』」のコラム「潮流」が紹介している。
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潮流】バカは一日にしてならずー。毎日の心がけと努力が必要だ。まず自分がはだかになる。世の中のいろんな常識を無視して、自分なりの純粋なものの見方、生き方を押し通す。バカは、最高にカッコいい言葉なのだ▼笑いは人を幸せにする。それを信念に、漫画を描き続けた赤塚不二夫さんが亡くなってから今月で10年がたちました。NHKがドラマ化し、東京・青梅市にある記念館は夏休みの子どもたちでにぎわっています▼おそ松くん、ひみつのアッコちゃん、天才バカボン、もーれつァ太郎・・・。多くの人びとを夢中にさせた数々のギャグ漫画は、次代をこえて今も読み継がれています▼笑いへの飢えは自身の生い立ちにもあります。1935年、旧「満洲国」と中国との境界線の町で生まれました。父親は「抗日ゲリラ」を監視する特務警察官。支配する側とされる側の人間模様を目の当たりにし、人が殺される光景を何度も目にしました▼敗戦によってシベリア送り。混乱のなかを母と子でさまよいながら、命からがら引き揚げました。6人いた姉弟は死別や生き別れで半数に。帰国してからも「満洲帰り」とよそ者扱いされ、赤貧暮らし、そのなかでたくましく育ったと自伝につづっています▼弱いものいじめや人を差別するようなことはしない。赤塚作品の底流にはどんな人間も優しく見つめるまなざしがあります。「笑いはこの世で一番大切。だから、オレは人に笑ってもらえるために一生懸命なバカになる」。これでいいのだ!2018・8・21

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