満州っ子 平和をうたう

アクセスカウンタ

zoom RSS テレビ時評 兵士の死に迫る「8月番組」

<<   作成日時 : 2018/09/04 05:45   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 毎年八月になると「あの戦争」何だったのか。戦争を思い起し、考えるテレビ番組が数多く放映されます。そのなかでも今年は、NHKに力作が多かったと論評するのが、しんぶん「赤旗」の「テレビ時評」です。
画像
 (前略)最も心を打った番組は、NHKスペシアル「祖父が見た戦場〜ルソン島の戦い 20万人の最後〜」(11日)だった。NHKの小野文恵アナウンサーが、戦死した祖父の最期の地を、母と2人で探索するドキュメントである。
 彼女の祖父は34歳でフィリピンのルソン島で戦死したが、遺骨も戻らず、最期の状況も分からないという。ルソン島での日本軍兵士の死者は20万人とされる。その多くは病死・餓死であった。

画像
 死んだ兵士たちは確かに軍の作戦の被害者だった。しかしフィリピン民衆にとっては加害者でもあった。
 番組はこの視点を忘れていない。小野アナウンサーは、日本軍が多数のフィリピン女性を連行してレイプした事件の被害者にインタビューを試みる。
 日本軍がマニラ住民を集めてガソリンをかけて焼き殺した場所のシーンもある。小野アナウンサーは「残酷な事に駆りたてられた人が、結局のところ私たちの誰かのおじいさんだったわけですもんね」とつぶやく。
 著名なアナウンサーであるかどうかは後景に退き、「兵士の孫」の世代の率直な感覚が立ち現れたシーンである。
 番組の終わり際で彼女は、「私は戦争のことを何もわかっていなかった。戦争のことをもっと知り続けることをしたい」と結ぶ。
 この感覚を若い放送人に共有してほしいと願わずにいられない。(元NHKディレクター・戸崎賢二

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
テレビ時評 兵士の死に迫る「8月番組」 満州っ子 平和をうたう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる