
【孫の手】平成最期後の夏が終わったが記録的な連日の猛暑に寝苦しい日々を過ごした。その上、大阪の地震、西日本豪雨、台風21号、そして震度7の北海道地震と間髪を入れず襲ってくる自然災害に次は我が身かと緊張する▼猛烈な雨は土砂災害や川の氾濫で甚大な被害をもたらした。追い打ちをかける台風に片付けもままならない被災者は本当に切ない思いだろう。土出し、家具の片付けなどボランティア頼みや自衛隊だけでなく系統的な公的支援がもっと必要だ。関西国際空港では5千人が孤立。対岸と結ぶ連絡橋にタンカーが衝突し通行不可になったこともあるが全員脱出するのに3日かかった▼21号の強風は全国でも甚大な被害が発生した。知人の家は倒木のため停電になり2日間暗闇で過ごすことになったが、ラジオがとても心強かった。また隣人が声をかけてくれ人の声が聞こえるということは大事だと痛感したとか▼北海道の友人とはまだ連絡が取れない。日頃の備えと人とのつながりの確認を緊急にしておかなければならないと思う。(山)
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