詩集 ロ号33番 永井和子 -20-

 詩人 永井和子(1934=2015)年 彼女の処女詩集、日常の暮らしの中で起きた様々な出来事を、主婦の目でつづった詩集。全55篇からなる長編だが順次お手元にお届けしたい。 
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     考える時間
 
 ねながる見る夜の空は
 ふしぎに明るいねずみ色で
 やわらかにわたしの心にしみてくる
 子供たちも夫も寝入って
 ふとんのなかで
 わたしの考える時間がはじまる
 たくさんの言葉が頭のなかで
 ふうせんのように浮かんだりはじけたりする
 そしてなかでも
 いちばん美しい言葉に乗って
 わたしは夢のなかへ入っていく
          64・4・25

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