新自由主義時代のおわりを 『赤旗・潮流』

『首を切れない社員なんて雇えないですよ普通』コロナ禍の経済再生をテーマにしたテレビ番組で竹中平蔵氏がこんな発言をして批判を呼んでいます▼正規雇用を攻撃し、生産性を高めるためには労働市場をもっと流動化しなければならないー。「構造改革」の名でリストラや使い捨て労働を増大させ、日本の雇用や経済を壊してきた責任などどこ吹く風です。いま雇い止めに苦しむ非正規の人たちにも目を向けません▼そんな人物を政府の「成長戦略会議」の委員に抜てきするのですから、菅政権が描く国のあり方も推して知るべし。すべてを弱肉強食の市場原理に委ね、経済効率のみを優先し、社会保障を縮小してきた新自由主義の流れ。コロナの下、その弊害は分野を問わず吹き出しています▼人間が当然もつべき権利を定めた憲法が公布された文化の日。それが生きるコロナ後の社会を訴えた集会が国会前でありました。生存権さえ脅かされる困窮、拡大する格差や差別の実態が次々と▼命の尊厳と人権が守られる社会をどうつくっていくか。同じ課題は世界でも。新自由主義とグローバル化に支配された次代の終わりを告げ、分断をのりこえ、人類の普遍的な価値に基づく連帯と協力を提唱する若い哲学者も現れています▼目に見えないウイルスがひろまる不安と恐怖のなか、自分は何をなすべきか。ひとつの答えを指し示すような声が国会に響きました。「差別や不平等のない平和な社会をめざしたい。そのために団結してたたかおう」(2020・11・4)
追記】まだ蠢(うごめ)いていたのか、竹中平蔵という人。

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